おっさんホイホイに易々はまる程度にはおっさんですが、何か？
KING SUPER LIVE2015に参戦。
最近ライヴの参加頻度は低下する一方ですが、さすがにコレはスルーできなかった。
水樹奈々、田村ゆかり、堀江由衣揃い踏み。かなり久々となる高橋洋子。数年前のアニサマで見損ねた森口博子。
そしてそして、全世界のアニソンファンが目を疑ったであろう、林原めぐみ閣下降臨。
杯を重ねるにつれ水割りが薄くなっていくような昨今のアニサマと比べ、何この胸焼けしそうな特濃原液（驚）。
ええ、ええ、顔ぶれ見た瞬間、相方に頭を下げましたとも。
「女房を質に入れて」とはよく言いますが、こちとら育児もきっぱり放棄してさいたまSAへ急行です。
出演者を反映してか、アニサマや王国に比べると客の年齢層は高め、男性多め。
OPは超鉄板、「残酷な天使のテーゼ」でした。
そこは予想通りだけど、その後「魂のルフラン」「ヒカリ」「Stay With Me」「スクランブル」「嵐の中で輝いて」とMC無しでノンストップ。
水分補給の暇さえ与えてくれません。鬼だ。セトリはオッサン向けなのに進行がオッサン向けじゃないよ！
米倉さんがはけた後は若手枠。小倉唯以外は全部1曲という扱いでしたが、直前に大慌てで予習した当方はお陰で何とかついていけました。
特に第1部は進行スピードが非常に速く、切れ目ないステージ作りに相当こだわった感がありあり。
それにしても小松未可子はどんどん上手くなっているような…。
松澤由美さんからベテラン勢に戻り、生で聴ける日が来るとは思わなかった「Shining Tears」そして…
3万人弱の観客の中で、このイントロを知らない人はいたのだろうか。
キンブレ全盛の会場内で、ボッキボキ折られるウルトラオレンジ。
え、こんなに上手かったんだ（大変失礼！）とびっくりするほどCD音源級の歌声で応える閣下。
良かった…。本当に来てよかった。
ここまででまだ前半。とんでもないライヴに来てしまいました。
第2部はアニサマ常連組が続々。バンドチェンジの為の場繋ぎも散見されましたが、その程度で会場の熱が収まるはずもなく。
宮野の「kiss me」に黄色い悲鳴が野太く（笑）上がった辺り、もう皆おかしいです。
姫のステージでは久々にゆかりん16連コールを絶叫、ゆいかお…もといangelaは観客を存分に煽って大爆発。
歌唱力が別格すぎる森口博子。圧巻。
そしてトリは水樹奈々。当然全力全開です。
でも奈々さんで締める（しかもラストはエタブレ）のは鉄板過ぎかなあ…森口さんや閣下、奥井雅美さんという手もあったのでは。
…と予定調和に若干疑念を抱いた次の瞬間、コラボに突入。そう来ますか。やるなあ。
怒涛の4曲。なかでも白眉はやはり2曲目でした。イントロ聴いた瞬間、まさかと鳥肌が立ちました。
ここ10年ほどでアニソンの存在がどんどん大きくなる中、岡崎律子さんが存命ならどんな事になっていただろうと何度夢想した事か。
この壮大なお祭りに岡崎さんを"参加"させた、その判断に大きな拍手を送りたいです。
また歌い手が実力派揃い…なんだけど田村堀江が一緒に歌う度に歓声というか嬌声というか。
いや、やまなこ愛も存分に分かるんだけど、岡崎さんも愛そうよ。バラードなんだしどうかお静かに…。
ここで若干カチンと来なければ、多分泣いてました。ステージは良かったんだ、凄く。
ラストは全員で（多分観客も込みで全員だ）「Get along」を熱唱。いやはや、とんでもなく濃密なライヴでした。
最高のメンバーで最高のパフォーマンス。アニソン好きである事を殊更幸せに感じた一夜でした。
ああ、そうそう。ほっちゃんの絶叫（多分地声）を聞けたのはなんだかオトクでした（笑）。
