記録更新

来月のライヴのチケットの発売日。
東北帰りでぐったりしてますが、勿論10時前にばっちり起きてPCの前へ。
時報代わりのNHK総合
アナウンサーが口を開く。
 
「10時になりま…」
「予定枚数終了」
 
ちょ、ちょっと待たんかい、2秒で売り切れってなんじゃそりゃ。
CD購入特典もプレオーダーも外した時点で、ダメだろうなあとは思ってましたけどね。
見かねた主催者側が追加公演組んだのにこの結果ですか。見事に玉砕記録更新。2秒って…何枚売ったんだろう?
…って言うか、今までの最速記録10秒って、この人の本公演じゃん確か。
あの時は「ゲゲゲの鬼太郎」の主題歌が終わる頃には灰になってたなあ(汗)。
 
まあすっぱりとあきらめますか…ん?んんん!?
慌てて同行者に電話。以下、「鉄子の旅」における横見さん並にテンパってると思ってくれ。
「おお、お大阪が残ってます!」
「大阪かー。うーん」
「どうしますっ、どうしますっ!あ、名古屋終わった!!最後のチャンスですよ!」
「いやー、地方はちょっとー」
「すみません、行ってきますっ」ポチっとな。
 
1・2月と立て続けに旅行をして、次はGWかなと思っていたのですが、急遽来月、3/9に大阪行き決定です。
折角ですから、関西地区の乗りつぶしもかねて…はっ!?
 
調査中。
 
おおさか東線の開通、翌週だったあああ(涙)。
でも行きます(半ばやけっぱち)。
 
話はガラッと変わって、汀こるもの「パラダイス・クローズド THANATOS」読了しました。
 
いや、最初コメディかと思いました。笑った笑った(エグイけど)。
コナンとか金田一とか、ネタ散りばめすぎです。作者も物凄く筆がノったんじゃないかと。
 
ところがどっこい、中盤からの大先生どもの狂気と来たら。怖かったですねえ。だけどホントに怖いのは…って話。
良くも悪くも無茶苦茶で、どう受け取るかは読者によってまちまちでしょうねえ。
僕の場合、爽快感よりむしろ、「背筋が凍った」というのが読後感として正確かなあ。
見てはいけない物を見てしまった、って感覚が残ってます。や、もう読まないって意味じゃ無いですよ(笑)。
 
それにしても、有栖川有栖は本当に勧め方が上手い。
加納朋子「魔法飛行」の解説、「論理(ロジック)じゃない、魔法(マジック)だ」にも負けず劣らずですね。
恥ずかしながらご本人の著作を読んだ事が無いのですが、初心者はどの辺から入れば宜しいものか。
その道の人に指南をお願いしたい所です。