こちとら借り暮らしで一人暮らしだこん畜生

という訳で、2週間ぶりの休みにアリエッティを見に行ってきたわけですが。
ええっと、一人でジブリ見に行くのってかなり痛いですね。千と千尋の時もそう思いましたが。
…ってあの頃と状況何も変わってないのか自分。あれ何年前だ…って今数えてリアルに泣けた(9年前)。
 
で、感想ですが。
うん、「佳品」ですよね。この上なく。
まずもって画が素晴らしい。特に背景。CG全盛の流れの中でこのタッチは素晴らしいなあと感服。
これは一人だろうがお構いなく、スクリーンで観て大正解。ため息のでそうな美しさでした。
これに音楽の良さが加わって、もう充分に一級品です。さすがジブリ、隙がありません。
あちこちで言われているようにシナリオは確かに薄いのですが、上映時間の短さ(2時間未満)を考えればこんなものか。
むしろ、もののけ以降やたら風呂敷を広げたがるジブリの中では稀有な潔さです。
名作と賞される事は無いかもしれませんが、見て損はないものと。