またしても、武道館

tkoM2010-09-03

勤務終了後、武道館へ。
とは言っても、急遽明日用事が入ったため、帰宅後一旦洗濯機を回してから飛び道具こと東葉高額線で九段下へ直行。
イモトじゃあるまいし、とツッコミを入れつつ田安門への坂道を小走り。
更に館内を最上段(つまり2F立見)まで駆け上がる。
ようやく自席に辿り着き、荷物を降ろした瞬間、暗転。いやはや危ない所でした。
 
そんなわけで、1年4ヶ月ぶりのいきものがかり。武道館初公演、3DAYSの2日目です。
しんと静まる中、3人が静かに登場。
1曲目は「SAKURA」、アコースティックで。
 
参った。いや、参りました。
あの印象的な頭サビが流れ始めた瞬間から、諸々の感情が一息に溢れ出てきました。
 
「バスセンターの床が抜けないか心配」と本人達が語った、厚木のフリーライブ。
驚愕の5000人を集めた、ビナウォークの「HANABI」発売イベント。
終演後居残ったファンにこっそり「コイスルオトメ」を披露した、SHIBUYA-AX
ついに関東圏でチケットを確保できず、岡山まで出向いた前回ツアー。
デビューからまだ4年、でもその4年で、随分色々なステージを見せてもらいました。
 
小田急線の窓に今年もさくらが映る−彼ららしい、ふるさとを等身大に歌ったフレーズ。
嗚呼、でも僕は思いも寄らぬ偶然と必然の狭間で東京を挟んだ向こう側に旅立って。
通勤途上で小田急線から桜を眺める事は、多分もう2度とありません。
 
冒頭のわずか1曲で、想いは大いに乱れました。
続く「ハジマリノウタ」も染みましたねえ。
そして3曲目、定番曲「KIRA★KIRA★TRAIN」。武道館だというのにいきものはいつも通りです。
この時点で、今日も存分に楽しめるぞと確信しました。
 
相変わらずの温かいトーク、「コイスルオトメ」「ホットミルク」と磐石のセットリスト。
笑って、ほろりとして、叫んで。
飽きる事などひと時も無い、素晴らしいパフォーマンスでした。いきものがかりが本当に大好きな自分を再認識しました。
また、特に付言したいのは、照明を筆頭とした舞台演出が秀逸だった事。
モニターのカメラワークは、このままDVD化できるとさえ思える水準でしたし、音響もとても武道館とは思えなかった。
つくづく良いスタッフを抱えています。この辺の細やかさがやはりJ-POPの長い歴史の重みというものなのでしょう。
急速に規模を拡大しつつあるアニメ系ライヴとは、やはりレベルが違うと言わざるを得ません。
 
ともあれ、武道館を無事乗り切ったいきものがかり
早くもこの後は横浜アリーナ、さらにさいたまスーパーアリーナでの公演まで既に決定しています。
上昇気流まっしぐら。でも大丈夫。どんなステージでも彼らはその魅力を最大限発揮してくれるでしょう。
勿論、全力で(FC入っていませんけど)応援継続です。横浜取れませんでしたが(泣)。
 
ちなみに、前列のカップル、特に女の子のノリが良くて非常に微笑ましかったです(ついでに美人だった)。
が、終演後、両隣もカップルだったことが判明。どうやったらそんな席番で売られたり買ったりしてしまうんだか。
言ってくれれば替わったのに。言わなきゃ替わりませんよ僕は(苦笑)。
 
蛇足。帰りの電車でうすいまで乗り越しました。上り電車、既に終了…
しかしながら、うすいまで乗り越したことより、次の佐倉まで行かず目が覚めた自分を褒めたい。
何せそのひと駅、5km以上ありますからね(汗)。