いささかの感傷

tkoM2010-10-30

杏里は仕事を選ぶべきだと思う。
 
…という前置きはともかくとして、台風の最中、仕事をガン無視して国際フォーラムへ。
田村ゆかりライヴに参戦してきました。
いやー、相変わらずこの方のライヴ、本人・ファンともにノリが半端無いです。
とくにミサ以降のヒートっぷりは凄まじいものが。
全力全開のゆあみからfbdって、絶対殺す気だ(汗)。
あと、人生で初めて本気で土下座しました(微妙に違う)。
今回は座席が声優系ライヴ史上ステージ最接近だった事もあって、頭のネジ3本ぐらいハジケとんだ気分です。
 
ただ、ダブルアンコールのMCはねえ…何かこう、胸に迫るものがありました。
(深く受け取らないように、と本人が再三言っていた以上、触れるだけ野暮ではあるのですが)
「来年も続けられるか毎年考えている」という発言に、やはり曲がり角なのかな、と。
 
たぶんプライベートも含めて、思う所はあるのでしょう。
「2回目の17歳」ネタも、友人が少ないという自虐トークも、段々笑い事では済まなくなってきて、今まさに焦燥感が彼女の胸中を渦巻いているのではないでしょうか。
 
思わずあっと息を呑んだのは、「こうやって皆と馬鹿話できるのが嬉しい」との一言。
そうか、姫はここに歌いに来たのでも踊りに来たのでもなく、喋りに来てたのか。
ネタでも何でも無く、本当に人恋しいんだな…と寂寞とした思いに駆られました。
 
きっと8割方は、僕の妄想に過ぎないんですけどね。
でも妄想を承知で言うならば、彼女の迷い道の一端がどこか感覚的に分かってしまったような気がしました。
なまじっか実年齢が近いゆえに。
体力的な問題、と単純に片付けられない根深さが潜んでいるように思えてなりません。
 
安直に「がんばれ」とは言いづらい気が個人的にはします。
が、今日のMCを受けてこれだけは確実に断言します。
田村ゆかりさんを、心から応援しています。
 
…とこれだけ自己中に書いておいて、結婚宣言とか来たら全力で号泣ですね。
つーか、これ、ゆかり姫をダシに自分の悩みを書いているだけじゃん(笑)。