もっともっと頑張れそう また会う時までに

tkoM2011-05-02

サイリウムを「災害用ライト」と称するのはちょっと便乗じゃないですか、ダイソーさん。
置き場所はパーティーグッズコーナーのままだったのが、いかにも場当たりでいやはや。
 
茅原実里ライヴ参戦。3/12に予定されていた公演の振替開催です。
先月の田村ゆかりライヴに行けなかったので、ライヴ自体2月下旬のRYTHEM以来。
奇しくも会場は同じZEPP東京でした。
2ヶ月前と同じ道のり、同じ景色。ディズニーシーもヴィーナスフォート千客万来
ZEPP前の狭い広場もいつも通りのモッシュ状態。
 
…戻って来れたんだなあ、この世界に。
 
当たり前の景色が、当たり前に広がっている事の奇妙さと有難さ。
 
ああでも、開演前の携帯電話の注意が「電源オフ」じゃなくて「マナーモードに」でした。
緊急地震速報に備えて、との由。やはり何かが、確実に変わってしまいました。
 
それでも、いやそうだからこそ、開演した瞬間のオーディエンスの爆発っぷりは凄まじかった。
そして茅原実里は、全力でファンの期待に応えた。
帰宅後調べた所、セットリストは震災前の公演とほぼ同じ。
それでも、全てが今日の為に用意されたかの如く、彼女の歌声に、そしてファンのコールに魂がこもっていました。
 
特に「花束」。なんと言っても「花束」。絶対来ると思っていたけどあれは…
本気で泣きそうでした。
 
「歌の力」−紅白歌合戦のようなフレーズ(て言うかまんま)ですが、今回はそれをいつも以上に感じました。
観客一同、そして茅原実里本人やスタッフさんでさえも何かを持ち帰る事が出来たような、そんなライヴでした。