彼女が待つ、その大気の下で。

tkoM2012-09-08

−だから元ネタが違う。
 
水樹奈々のライヴに行ってきました。
東京ドームには行けなかったので、さいたま以来実に1年2ヶ月ぶりの参戦です。
 
会場は千葉マリンこと、QVCマリンフィールド。彼女にとって日比谷野音以来6年ぶりの野外公演。
振り返れば水樹奈々ライブ初参戦は、その日比谷と同ツアーの横浜公演でした。もうそんなに前ですか…
 
そんな感傷と高揚感に包まれて幕張に降り立ったわけですが、まあ雰囲気が異様でした。
海浜幕張駅から延々と続く人の波、痛車で埋まった駐車場、黒山の人だかりのグッズ売場。
…えっと、これコミケ
 
座席はアリーナ後方。ぐるりと背後を見回すと…圧巻の一言。
2万数千人が青く揺れるのも橙に燃えるのも壮観でしたが、殊更印象的だったのはJustice to Believe
あれだけ赤に綺麗に染まったのも、久し振りのような気がします。
中盤でこの盛り上がりとは…と思っていると、「次が最後の曲」と衝撃の一言。
えっ、もうそんな時間!?と仰天。それほどまでに濃いステージでした。
 
しかしまあ、お金掛かっていましたねえ。
惜しげも無い特効、ヘリ2機、120mの空中浮遊、他会場に入りきらなかった大型船、謎のチーバ君コラボ(笑)。
そしてなんと言っても花火。
打ち上げるだろうな、とは最初から思っていましたが、バラードで来るとは。
うん、確かに振り返れば、これ以上の選曲は無かったでしょう。
花火のチョイスと打ち上げタイミングが素晴らしかった。花火師さんグッジョブです。
 
ファンとしての贔屓目が存分に含まれていますが、彼女のライヴはもはやただのライヴではない。
これはもう、ミズキナナという名のお祭りです。