私たちは誰も ひとりじゃない

全然違う内容が書いてあったように思えるのは、気のせいです（苦笑）。
　
平原綾香のライブ、3年ぶりに行ってきました。
会場はBunkamuraオーチャードホール。
ここの所キャパ優先の会場に行く事が多かったので、会場の上品さが事のほか強く感じられました。
観客には年配の方も多く、サイリウムなんて持ち込む余地は…
　
…グッズ売場にサイリウムが。
この3年で、何があったというのでしょう（汗）。
　
まあ結果的には、サイリウムを振る人は1階席に集中していました。
わが2階（しかも最後列）はご夫婦や着物姿の老婦人などやや高齢で、手拍子すら控えめ。
この差は平原綾香が老若男女分け隔てなく愛されている証ではありますが、正直1階の方が楽しそうだなあ…
　
客席の空気はともあれ、ステージはやはりさすがでした。
歌唱力もさることながら、表現力。生「Night in Tunisia」に舌を巻いていたら、次の「Spain」がとんでもなかった。
そうかと思えば振り付け曲でアイドルライヴのように盛り上がり、一転して「ノクターン」で観客を圧倒。
今日の「Jupiter」は、技量よりも魂で歌った感。ダメ押しの「この想い届け」で会場は涙と感動の渦に。
…と思いきや最後にジャパネットネタでお笑いで締めてしまう図太さ。
カラーが面白いほどコロコロ変わる、目まぐるしくも質の高い公演でした。
　
音楽は全てを解決するわけでは無いけれど、確実に人の心を癒す。
良いライヴでした。