おくればせながら、

あけましておめでとうございます。
 
帰省(と言ってもすぐそこなんですが)しておりまして、3日間ほどネットから遠ざかっておりました。
ああ退屈だった。
両親は先月の東欧旅行の自慢を延々繰り返し、弟は卒業旅行(ニュージーランド)の行程に延々頭を悩ませておりました。
こっちまでどこか海外に行きたくなってしまった。ううむ。
 
ところで、紅白。見ましたけどね。うーんどうなんだろう。
とりあえずみのには、2度とNHKの仕事をしてほしくありません。本人もそのつもりのようなので何よりですが。
紅白はトークショーではなく、歌番組だという事を認識して欲しかったですね。
最初の1時間くらいは、本っっっっっ当酷かったと思います。トークはかぶるし、構成も統一感が無い。細川たかしから始まって、演歌・J-POP・ラップにお笑いとあまりに目まぐるしく変わる構成に頭が痛くなりました。
瞬間視聴率を細かく拾って、平均視聴率を押し上げようとしている意図がミエミエ。NHK、必死です。
 
だけどねえ、視聴率が高いことが偉いんじゃなくて、(結果として)視聴率が高くなる番組を作ることが偉いんですけどねえ。あんな酷い構成では、一つの番組として体を成していないと思います。歌手が可哀相です。安田大サーカスからゴスペラーズに繋いだ辺りで、見るの止めようかと思いましたよ僕は。
 
ただ、中盤から後半はそんなにイライラせず楽しめたように思います。みのカラーに見てるこっちが慣れてきた、という要素もあるんでしょうけど、割と現場も肩の力が抜けてきたのかなあと。「山川清」の大チョンボが、かえって場を和ませたように思いえます。何が幸いするか分からないものです。
 
ま、終わってみればやはり面白かったと思います。意義が分からない分からないと言われているスキウタだって、渡辺美里の熱唱や(ほぼ)オリジナルメンバーのLOVEマシーンという"成果"があったわけですし。何で往年の名曲を歌ってくれないんだと1人憤ってたユーミンだって、やっぱり実際に聴いてみれば圧巻だったわけで(右端の中国人の女の子、綺麗だったですねえ)。
 
結局グループ魂の出場意義が分からないままだったり、SMAPは中居クンより草なぎクンの歌唱力の方が気になったりしましたけど、ま、いーじゃないですか(笑)。
きっと次の年末も、ブツブツ言いながらそれでも紅白見てるんだろうなあと思います。