おしまいは突然に(以下略)

tkoM2006-10-07

せっかく連休なので、ふらりと関西まで乗りつぶしに行ってきました。
とはいえ流石3連休、新幹線もホテルも押さえるのに難儀しました。結局新幹線は10時前新横浜発というやや遅い便、ホテルは前夜2時までネット上を探しても全く空きがなく、当日朝にキャンセルが1部屋出た難波の某チェーンに滑り込み。危うく寝台急行「銀河」発の1泊1日に縮まってしまう所でした。うーん、微妙にやる気が無いと言うかなんと言うか(汗)。
 
ともあれ、お昼前に米原着。早速乗りつぶし…の前に、関西在住のove250さんに教えていただいた、新幹線高速試験車両の一般公開へ。駅から鉄道総研に通じる道は、区画整理事業の真っ最中でなんとも殺風景。すぐ脇を近江鉄道が走っているが、これも近々に線路を付け替えそうな雰囲気。ともあれ、電車がやって来たのでカメラを構え…
 
…あれ、シャッターが降りっぱなしだ(焦)。
 
8月の四国行きの時は何も問題の無かった1眼レフが、いきなりヘソを曲げる。電源を入れ直しても、シャッターボタン連打しても、中をあけてみても、えいっとチョップしてみても(してません)、妙なモータ音が繰り返されるばかり。
社会人になって初めての大きな買い物だったPENTAX MZ-5、ご臨終であった。
のっけからヘコんだ。
 
という訳で?以下箇条書き
 
鉄道総研、家族連れの多いこと多いこと。千客万来で運転席に立ち入る余裕なし(汗)。
 しかし子供達には実験車両の価値よりも、車両(特にあのダンゴっ鼻)に触れるのが楽しくて仕方が無い様子。
 そりゃそうだろうなー。
・展示車両、やや痛み気味。特に外側で風にさらされるWIN350はちょっと可哀想な状況に。
 地元、JR西日本の実験車なのにいただけない。
・偶然なのかどうなのか、米原市街はお祭の真っ最中。趣ある街並みを山車が巡る。うわあ、撮りたい…。
近江鉄道の車両は旧西武車。茶色いシート、戸袋窓のR、シルバーシート表示。何もかもが懐かしい。
・車窓は平凡だが、彦根から豊郷まで乗った女子高生が物凄く美人だったことは是非にも記しておかねばならぬ。
八日市から先が未乗区間。大阪圏にもこんな所が、と驚くほどのローカルさ。
・貴生川から信楽高原鐵道へ。1時間ヘッドで2両編成と言う盛況ぶり。
・のっけから急勾配。集落の中を築堤が真一文字に上っていく。銀河鉄道999みたいだ。
 もっとも、この角度で飛ぶと山肌にぶつかるが(苦笑)。
・一方的な上りが尽きると、信号所跡を通過しすぐに下り坂。急なカーブが続く。こんな所で対向車が現れたら絶対に止められない。ありえない事だけど、そのありえない事がこの鉄道では起きてしまった。
・反対側に座った旅行客が、何人かに腰を浮かす。そこが衝突事故現場らしかった。
・帰路は"あの日"と同様に、観光客で満員。石山までバスに乗るはずだったけど、ちゃんと現場が見たかったので折り返しに乗車。合掌。
・余った時間で京都市営地下鉄乗車。近鉄車両と比べ、老朽化が激しすぎる。お金ないんだね、京都市…。
・難波のホテルに投宿。電車の音は聞こえど、姿は見えず。関西本線か?
 
後半へつづく。(キートン山田風に)
 
(10/9執筆)