逃避行(違)
菅直人は隙がありすぎると思う今日この頃。
て言うか、柳沢発言に比べ朝日新聞の扱いの小さいこと小さいこと。
上野行終電+蒲田行終電+タクシー×3+休日出勤という難儀な1週間が終わって、九州まで逃避してました。
目的は福岡県内に残る約50kmの未乗線区群。
前夜バタバタと調べたところ、日帰りで片付くかどうかはいささか微妙。どうなることやら。
・スターフライヤー 羽田7:35→北九州
カウンターはターミナルの一番端、搭乗はバス連絡と羽田はあいも変わらずの新興会社イジメ横行中。
とにかく今日は眺望が最高。富士山を見ながら離陸し、青葉IC・宮が瀬・河口湖を一望。
それにしてもSFJ、音楽プログラムの選曲がふるっていた。機内でクレイジーケンバンドなんて初めて聴いた。
(1)北九州モノレール 小倉→企救丘
小倉駅のとんでもない場所から出て行くことで有名なモノレール。
小倉って金融屋と団地ばかりなんだなあと実感。乗客の7割が競馬場前で下車、ってのもなんだかなぁ。
(2)帆柱ケーブル 山麓→山上
ケーブルカーは乗りつぶし対象にしていなかったはずだが、段々悔しくなってきた(笑)ので乗車。
八幡駅で無料連絡バスにタッチの差で逃げられて、30分待てずに歩くことに。
徒歩20分との由でタカをくくっていたが、いやこの道が難儀だった。路地同然の小道を登る登る。
しかしこの道、尾道もかくやと思えるなかなかの雰囲気で、歩いて損はなかったかと。
山上駅から山道を急ぎ足で登り、北九州市を一望する絶景を5分堪能して折り返し便で下山。
なんとも急ぎ足だが、これで前夜プランから1時間短縮した。
(3)JR博多南線 博多→博多南
地理的には西鉄宮地岳線に先に乗るべきだが、一計を案じ博多へ。
新幹線ホームに上がると、博多南行を待つ客の数は驚くほど多かった。
100系6連の博多南行は車庫への回送線を60kn/h程度でのんびり走る。
周囲は住宅びっしり。これ、九州新幹線が開業して300km/hで走ると騒音問題になるんじゃ…。
何も無いと思われた博多南駅には、なんと駅ビルが建っていて仰天した。
(4)西鉄太宰府線 西鉄二日市→太宰府
春日原駅までタクシーにでも、と思っていたが、大橋駅経由天神行のバスが丁度やってきたので衝動的に乗車。
大橋から西鉄の各停で二日市に出たが、接続が悪く随分待たされた。
太宰府参堂の賑わいは相当なもの。九州人には手近な観光地として根付いているんだろうなあと思う。
無論、時間が無いので天満宮まで行かず折り返す(苦笑)。
(5)福岡市営地下鉄箱崎線 中洲川端→貝塚
天神で待っていると、先行の空港線はスシ詰めなのにこちらはガラガラ。
しかも箱崎線に入るや、「乗り間違えたっ」と頭を抱える乗客続出。嗚呼可哀想な箱崎線。
つうか、駅名の長ったらしさとややこしさ(県庁入口は県庁最寄駅ではないらしい)は何とかならんものか。
(6)西鉄宮地岳線 貝塚→津屋崎
貝塚駅の構造を見るにつけ、ここまでやって直通できなかったのは福岡市の失政だよなあと。
先へ進むにつれ乗客は少なくなるものの、複線用地の確保すらしているこの線が廃止になるようでは…。
鉄道事業の明日はどっちだ。
津屋崎駅は、文字通り海岸に程近い。
人のまばらな海水浴場に、ゆっくりと日が暮れた。
…って、あと1本残ってた(汗)。
(7)JR香椎線 香椎→宇美
住宅と田畑の入り混じる、何の変哲も無い都市郊外路線。
飛行機が低く低く、灯りをともして降りてくる。福岡空港の裏手あたりらしい。
終着宇美は、ローカル線の末端というよりは、ベットタウンの雰囲気漂うターミナルだった。
・スカイマーク 福岡→羽田22:45
狭い椅子を倒すのも忘れて爆睡。
最後は夜間乗車となってしまったものの、ともあれこれで九州北部の未乗線区はゼロに。
次の乗りつぶしで、どうやら残り1000kmを切りそうです。
大いにくたびれましたが、明日も夕方から大爆発予定(何)。