2007-06-15 ラピュタは滅びぬ、何度でもよみがえるさ 宮脇俊三は世を去って久しく、坂井泉水もまた旅立ってしまった。 少年時代からずっと僕を支えてきたものは、もう全て消えてしまった。 そう思っていたのだが。 そうだ。まだ、これがあった。 「天空の城ラピュタ」 最初から最後まで観た。何も言うまい。 中学の視聴覚室で初めて見てから、18年が既に過ぎた。今更語る感想など、持ち合わせてはいないのだ。 この映画でここまで涙ぐんだのは、初めてかもしれなかった。 過ぎた月日を想い、胸が詰まった。 まだ、僕はこの映画で感動できる。