永遠

tkoM2007-09-14

会社を定時で飛び出して、日本武道館に行ってきました。
ZARD“What a beautiful memory”、坂井泉水さんの追悼ライヴです。
 
ぴあで確保した座席は西の2F。座ってみて、愕然としました。
左右真逆でしたが、3年前のライヴとほぼ同じ位置取りです。
開演まで流れていた音楽も3年前と一緒で、しんみり…しながら、トッポ食べてましたが(汗)。
 
さほど定刻から遅れず、開演。
揺れる想い」の、ライヴならではの迫力あるイントロ、そして現れた泉水さん。
大型スクリーンで歌う姿に、空っぽのステージに、早くも涙ぐんでしまいました。
 
バンドメンバーの姿も、中盤まではどこか痛々しさを感じました。
必死に演奏する姿も胸に迫りますし、スクリーンの泉水さんの姿にもぐっときます。
どっちを向いたらいいんだ、と天井を見上げたりしてました。
 
IN MY ARMS TONIGHT」「遠い日のNostalgia」「season」…イントロがかかるたび、切なさが募りました。
特に「少女の頃に戻ったみたいに」は…涙腺決壊寸前でした。
 
だけど、映像そのものは興味深かったですね。泉水さんがなんと、ステージで熱唱しています。
「Oh my love」の頃にTV朝日のスタジオで撮ったという、プロモ映像なのでしょうか。
こんな形での公開は複雑な気持ちになりますが、良くぞこれだけのストックが…と感心しました。
まさか「Just for you」や「I want you」が聴けるとは思わなかった。
 
ゲスト出演は、予想の範疇で呼べる限りの人を呼んだ感。
DEEN大黒摩季はやっぱり高望みでしたか。
中村由利さんがハモった「止まっていた時計が今動き出した」が実に印象的でした。
ライヴの趣旨上、コーラスという役柄は正しいけれど、これはGARNET CROWでカヴァーしてほしいところです。
 
ラストの「負けないで」は1万3千人が総立ち。
思い返せば、過去2度参加したライヴでは、総立ちにはならなかったんですよね。
この盛り上がり、泉水さんに届いたと僕は信じたい。
 
ともあれ、最終的には大盛況のライヴでした。
バンドメンバーに、あるいは泉水さんに「ありがとう」という叫びが多数向けられて(無論叫びましたとも)終演。
素敵な一夜だった、と思いたいです。
 
一つだけ、「あなたに帰りたい」のイントロでサイリウムを折らせる演出はちょっと…(苦笑)