ピンク1本あればいい

tkoM2009-03-08

田村ゆかりのライヴに行ってきました。
会場は幕張メッセ
遠い…と覚悟していましたがそうでもありませんでした。
東京駅のクソ長い通路さえ我慢すれば、さいたまよりマシかなあ。
 
で、そりゃもう物凄い事になっておりました。
ファンの盛り上がりっぷりでは定評がありすぎるこの方、まあ半端なかったです。
かく言う当方の席はステージ真横と言って良いポジション、高まらないわけが無い。
叫んで、跳んで、明日が心配です。
 
それにしても、同じ声優系でも水樹奈々と比べると随分カラーが違っていて、その面でも興味深いライヴでした。
田村ゆかりは、とにかくMCが面白い。17歳教ニコニコ動画ネタ等、話題の引き出しが実にマニアック。
時にアイドルらしく拗ねてみたり、らしくなくダレてみたりと、表情も豊かです。
だけど彼女の言動って、「こうすればファンが喜ぶ」という計算をしつくした上での姿だと思うんですよね。
恐らく本番が始まった時点で、彼女の脳内には一挙一動まで練り上げた脚本が出来上がっているのでしょう。
一見ゆるキャラの風もある彼女、陰で大変な苦労をしているのではと思わずにはいられません。
 
これに対し、水樹奈々のライヴってのは本当にやりたい放題な感を受けます。
準備不足、と言うつもりは毛頭ありませんが、ライヴの成否の絶対的な鍵は、当日の本人のテンションにあります。
どんなに台本を推敲しても、蓋をあけなければどんなライヴになるか、誰にも想像はできないでしょう。
好きな歌を好きなだけ歌いたい、だから聴いてくれー!、というオーラがあれだけ多くの観客を魅了するのです。
 
どちらが良い、というつもりは無いし、断じる事自体愚かな事ではあります。
が、田村ゆかりがA型で水樹奈々がO型と知ると、ああなるほどと合点できる部分はありますね(笑)。
(ちなみに、茅原実里がB型だというのも実に分かり易い。)
 
そういえばサイリウム一つとっても対照的ですね。
遂にUO自粛令が出たピンク一色の田村ゆかりに対し、水樹奈々は特定曲で色を変える流れが定着しつつありますし。
この辺も、理論的に組み立てたいA型気質と、やるだけやってみるO型気質の差のように見えない事もありません。
 
ともあれ、今日の桃色に染まった客席はまさに壮観。
しかし、調子に乗ってサイリウムを振り回した結果、柵にぶつけ通路の下側までふっ飛ばすと言う大失態。
後で謝りに行きましたが、怪我がなくて本当に良かったです。反省反省。
 
ああちなみに、往路の京葉線E331系に乗りました。
ロマンスカーのようなジョイント音で、なかなか面白かったです。
ただ、あれが今後の標準形式になれるかと言うと、うーん、どうでしょうね。