パレードは終わらない

tkoM2009-03-22

そんなわけで、殆どやけっぱちで買ってしまった今年3度目の茅原実里ライヴ。
会場は地元、パシフィコ横浜です。よくぞ5000席埋まったなあ。
 
ここまで9公演全て同じセットリストで通してきたこのツアー。
はたして追加公演の今日は入替があるのかどうか、大いに気になるところ。
はたせるかな、7曲目で「Cynthia」。どよめく観客。更にアコースティックメドレーまで。
代わりにバラード数曲消えるのかな、と思っていたらそのまま「光」へ。
うわ、「追加」公演って、曲を追加するって意味だったのか!
一つ利口になりました。
 
ちなみに座席は、追加販売のステージサイド席(当日引換)。
ライヴハウスならともかく、パシフィコでステージサイド席とは、はたしてどの辺なのか興味津々でした。
蓋を開けてみれば、1階20列台のほぼ端っこ。なるほど、確かにストリングス隊が見切れてしまいました。
しかし茅原さん本人はほぼ見えましたし、FC枠だったのに2階ほぼ最上段だった厚生年金に比べれば格段の良席です。
こんな拾いもんもあるんだなあと妙に感心しました。 
 
ただしこの席、問題が一つ。盛り上がりに難あり。
そりゃ、周りは皆、昨日今日チケット買った人達ですからねえ。
公式ペンライトは持っているがTシャツまでは…というファンが大半でした。
かく言う当方、伊勢原公演の後でペンライト壊したので100均モノを振っていましたが(汗)。
通路の向こう(正真正銘のステージ前席)との盛り上がりの差は如何ともし難いものが。38度線ですか、あそこは。
 
ところがどっこい、右隣の方が実に熱心なファンでして。
Aメロラストで毎度毎度「せーのっ!」とコールをリードすべく叫ぶのですが、何せこの辺反応が薄い(苦笑)。
もうですね、ここは僕が頑張って返すしか無いわけですよ。
かくして会場が隅から隅までヒートアップする終盤まで、開演前には口もきかなかったお隣さんと2人コール状態に。
アンコールで会場が大合唱に包まれた時も、完璧に歌詞を覚えている彼のお陰で何とかなりました(笑)。
(これ、普通のJ-POPのライヴだと迷惑な客ですけどね。アイドルライヴは、観客が馬鹿になってナンボですから)
 
終演後、会場内は1階席・2階席・3階席それぞれのお客さんが「お疲れー!」と叫びあう和やかな雰囲気に。
お隣さんとがっちり堅い握手を交わしてきました。
「またご一緒に!」「河口湖で会いましょう!」
 
いやぁ、色んな意味で、今日は今年のベストライヴだったかもしれません。
今日来るきっかけを与えてくれた、トンデモ人事に感謝…なんか出来るかあっ(爆)。
 
それにしても、頭に来た結果が、阪神なんば線ではなく茅原実里に帰結したわけでして。
当方の嗜好パターンも変化しつつあるのかもしれません。