起きないから奇跡って…

tkoM2010-08-29

さて、今年もアニサマことAnimelo Summer Liveの季節がやって来ました。
昨年は転職直後で、2日分チケットを確保するも初日しか参加できなかったのですが、今年こそは…
 
…勤務の都合上、初日しか行けないようです。半泣きになりながら春先に初日のみチケットを購入。
で、顔ぶれが固まるにつれ、2日目の方が"当たり"だと分かってくるわけですよ。
水樹はおろか、蓋を開ければ茅原も田村も2日目。ガッカリですが、まあせめてfripSideだけでも…
 
ところがどっこい、予想外のタイミングで勤務シフトの変更が勃発。このシフトじゃ初日も行けない!
もはやアニサマの無い夏なんて夏ではないのですが、自分で選んだ仕事、恨みようもありません。
 
そんな訳ですっかり諦めていた今年のアニサマですが、開催前日、確定した勤務表を眺めていると…ん?んんん!?
29日、そんな時間に解放してくれるの?終わってから2日目行けるじゃん。
 
慌てて2日目のチケットを緊急手配。なんと言うことでしょう、大本命の2日目に参加できてしまいました。
初日のチケット8千円をどぶに捨てた事は、この際忘れましょう(汗)。
 
そんな訳で、まさかまさかのさいたまスーパーアリーナ。しかもステージ至近の良席です。
日頃の行いって、神様だか仏様だかはちゃんと見てくれているんだね、と開演前から感慨ひとしおです。
 
さあそんな訳で、肝心の中身は例によって箇条書きです(爆)。
 
・オープニング
 アクエリオンという超定番曲で手堅く開演。あっという間に2万5千席がオレンジ色に染まりました。
 右側が茅原実里だと暫く気づかなかったのは、ここだけの話です(汗)。
 
茅原実里
 で、そのままステージに残ってトップバッター。意外な人選と捉えられたのか、会場大いにどよめく。
 いや、一昨年が田村で去年が平野なら、当然の流れかと…
 パラロスから入る辺り、一番手の役割をよく分かっていらっしゃる。安定感抜群、大物観すら漂ってきました。
 
milktub
 キョンキョンLINDBERGtrfと繋いだコール&レスポンスに、演者と観客の世代観が色濃く滲みました。
 みんなオッサンだ(笑)。
 
・Crush Tears!
 噂には聞いていましたが、要注意人物こと小林ゆうがヤバ過ぎます。2万5千人がハラハラ、冷や冷や。
 でも演奏は良かったと思うなあ。これ、100%本気のバンドですね。やりようによっては化けるかも。
 
飛蘭
 クールな楽曲と可愛らしげなMCのギャップが物凄かったです。
 「戦場に咲いた一輪の花」がばかにオケファンっぽいと思っていたら、案の定、上松さん作曲だったのですね。
 「私は裏切りません」との宣言に、会場ざわざわ。本人、他意はなかったのでしょうが…、ねえ。
 
Crush-や飛蘭といった未知の歌手の魅力を発見できるのも、この手のイベントの醍醐味。嗚呼、来れてよかった。
 
ミルキィホームズ
 衣装はゴレンジャー(世代が…)風なのに、なぜか会場は緑一色に。
 思わずモラトリアムグリーン振っちゃいましたが、良かったのでしょうか。
 どうやら口パクのようでしたが、あの振り付けでは止むなしか。
 思い返すにつけ、可憐Girl'sって凄いユニットだったんだなあと。
 
彩音飛蘭
 シャーマンキングのコラボ、との事で「Over Soul」かと色めきましたが「Northern lights」。まあ良いですが。
 前日の田村直美サプライズ出演(これを見逃したのは…)に倣って林原めぐみ降臨?と期待しましたがさすがに無し。
 しかし、何でも願えば叶ってしまうのがアニサマ、いつかは出てくれるものと。
 
桃井はるこ
 いつもながら、この人のMCは本当に熱い。魂が震えます。
 イベントテーマの「evolution」を強調してましたが、むしろ桃井って偉大なるマンネリかと。
 (※心の底から褒めています)
 
ALI PROJECT
 赤リウムを点灯して聞き惚れる人と、トイレタイムの人にきっぱり二分。
 それにしても、アリカ様のMCは年々笑いが取れるようになっている。
 
さて、これで残りは田村と水樹の2大声優。水樹奈々は当然ラストだから、とピンクリウムを用意して…
 
・May'n
 ごめん、忘れてた(汗)。
 しばらくチェックを怠っていた歌い手さんですが、また魅力が増したなあ。
 もうちょっとちゃんと追いかけたほうが良いのかも。
 
田村ゆかり
 間違いなく本日のMVP。イントロが流れるや、会場はあっという間にピンク一色に。
 開始直後こそUOが散見されたものの、徐々にフェードアウト。お、今日は観客が空気を読んでいます。
 期待通りの盛り上がりで2曲こなし、さて、3曲目。来るのか、ゆあみ。
 相変わらずのMCに爆笑しつつもドキドキしていると、
 「夏の思い出作りに協力してください。隣の人がポカーンとしちゃっても…」
 来た!「You & Me」だ!
 「…『世界一かわいいよ』って言って下さい」
 そっちかああああっ。
 まさかの、と言うよりも遂に来たfbd。ここで叫ばずいつ叫ぶ!(10月にも叫びます)全力全開です。
 
 充分暴れきって、さていよいよ水樹奈…ってmotsu氏登場。ゆあみもやるんかいっ!?
 ちょっと待って、残りのなけなしの体力は水樹さんに温存…
 いやいや、ここで叫ばずいつ叫ぶ!!(さっき叫びました)全力全開、手加減無しです。
 
という訳で、事前の予想の5倍程の盛り上がりを見せて田村ゆかりの出番ようやく終了。
次はラストの水樹奈々。会場は暗転し、小さめのボリュームで音楽がかかります。
バンド準備やら何かで時間がかかるのは例年の事なので、会場も手馴れた雰囲気。
休憩がてら座り込んで、ゆるゆると気だるげに青いサイリウムが振られています。
待つことしばし、曲調が変わって、再び温度の上がる客席。歓声、そして−悲鳴。
なんだなんだ、と思わずモニターを凝視。 
 
…あれ。水樹奈々じゃない。あんなにアゴは出てないだろ。(失礼な!)
…ちょっと待て、いや、聞いてないぞ。シークレット枠はmotsuで使い切ったんじゃなかったのか。
嘘だろ。
KOTOKOじゃねーか!
って、今かかっている曲、「Shooting Star」のイントロじゃん(遅い)。
 
アニサマに出ない最後の大物、KOTOKOがなんと遂に降臨。
いつかは出演を、と何年も前から願っていた方ではありますが、まさかこんな形で登場とは。
痺れました。いや、確かに痺れました。肉体的にも腕やら足やら痺れてますが。
オファーした人も青森から駆けつけたKOTOKOも凄いけど、田村水樹の間に放り込むというセンスも脱帽モノです。
 
水樹奈々
 という訳で、本人登場前に既に体力はゼロ。
 まあ、水樹奈々アニサマの選曲は例年マニアック過ぎるので、過剰な期待はしないでおこうかと。
 鮮度と曲調を考えれば「Don't be long」辺りだけど、そうは問屋が…
 …卸したよ。「Don't be long」じゃん。UO折って跳ぶしか無いじゃん。
 以下、ラストの奥井雅美とのコラボまでノンストップでした。ひえー。
 
いやはや、本当にこのイベント、何でも有りです。
どんな贅沢を望んでもいいんだもんなあ。必ずいつか叶うのだから。
特に今日、田村ゆかり以降の流れは物凄かったと思います。2万5千人殺す気ですか。
やはり何があろうと、アニサマだけは最優先で参加せねばならないようです。