で、ハロウィンってどこのお祭りだっけ。

tkoM2010-10-09

倉木麻衣のハロウィンライヴに参戦。
調べてみれば前回の倉木ライヴ参加は2年前、2008年12月の東京国際フォーラム
微妙に間が空きましたが、それだけにどんなステージを見せてくれるか楽しみです。
 
ちなみに会場はさいたまスーパーアリーナ。関東屈指の特大会場です。
さぞやスケール感のあるステージが…と中に入ってビックリ。アリーナ客席数がいつも(苦笑)の半分もありません。
よくよく見れば、天井もやたら低い。200レベルまでしか売らなかったようです。
お陰で最果てと思っていた自席はステージ至近に早変わりしましたが、天下のSSAを何とも贅沢に使ったものです。
 
さて、ライヴ自体はなんと言ってもハロウィン限定とのことで、演出が豪華でした。
幻想的な雰囲気を醸すサーカス団?は勿論の事、当人の衣装も気合が入っていて、お祭り感を盛り上げていました。
セットリストは、近日発売のニューアルバムからの選曲がやや多め。
アルバムプロモライヴのような感もありましたが、期待できそうな曲ばかりですので良しとしましょう。
旧譜もメジャーどころは外していませんでしたが、「Stand Up」無しには仰天。定番曲だとばかり思っていたのですが…。
 
しかし、個人的に今回いちばん着目したいのはグッズ。
(少なくとも僕が参加したライヴでは)初めて公式にペンライトが発売されました。
購入率はかなり高く、開演から終演まで会場は真っ青。これではアイドルライヴの様相です。
以前より彼女のライヴはアイドル化の傾向を辿ってはいましたが、ついにはっきりと舵を切ったのかもしれません。
デビュー当初は宇多田ヒカルのパクリとの評もあった彼女、随分遠くに来たものです。
 
今日の所はまだアイドルライヴ的な振り方をしていないファンが多いものの、さて今後どうなるのか。
「Growing of my heart」がUO曲になったり、「夢が咲く春」で一面ピンク色に染まったり、「NEVER GONNA GIVE YOU UP」のRAPを観客が叫ぶ日が来るのかもしれません。
(逆に言うと、今日の青一色はもはや水樹奈々ライヴでも見ることが出来ない光景で貴重でした)
そこまで行き着くと女性客は相当数離れるかもしれませんが、そこは化粧品CM出演でぬかり無し、という所でしょうか。
(実際、回数を経るごとに野太い声援が増えている気がします)
 
"本家"宇多田が鳴りを潜めた今、倉木麻衣はどこへ向かおうとしているのか。
若干の不安を抱えつつも、見守っていきたいと思います。