感じてね 見つめる瞳

tkoM2011-05-27

また、5月27日がやってきました。
ZARD坂井泉水さんが亡くなってから、もう4年になります。
 
何度も行われてきた追悼公演は、デビュー20周年の今回で最後。
前回公演(2年前)は、転職先を探している真っ最中でした。
次回ライヴ時に自分がどんな環境に置かれているか、見当もついていませんでした。
だけど、その時自分が何をしていても、必ずまたここに来る。そう信じて武道館を後にしました。
 
ラストライヴ、行く事はかないませんでした。
勤務シフト上どうしても休めませんでした。
裏技的に無理をすれば、休めない事は無い。だけど今、その「無理」をすべきなのかどうか。
単なる仕事中毒かもしれませんが、思いは先月の田村ゆかりライヴ見送り時と同じ。
5月27日夜に僕がやるべき事は、武道館に行く事ではないはずです。
 
正直、ここの所音楽からは遠ざかっています。
ライヴ参戦は減ったし、最新の流行には興味を持てません。
節電で引っこ抜いたコンポのコンセントを、いちいち本棚の裏にもぐりこんで挿すのもめんどい。
 
だけど昨晩、本当に久し振りにZARDのCDに身を委ねてみて、つくづく思い知りました。
ああ、やはり僕の身には、血には、心には、坂井さんの歌声が必要です。
 
出勤前に、鳥居坂ビーイング事務所に献花してきました。
4年の歳月を実感させられる静けさ。だけど、訪問者は絶える事がありませんでした。
今この瞬間も多くの人が、坂井さんの声を、ZARDの音楽を支えに日々を生きています。
 
「母さん用意してくれた舞台…」負けないで、東京で吹くasahi.com
「負けないで」岩手の少女、天国の母へ涙のトランペット(同)
 
ZARDの音楽と共に、前を向いて生きよう。
ここからまた、新しい1年が始まります。