No rain, no rainbow!

元来が雨男ですが、それにしてもここ数ヶ月、出かけるたびに雨が降っているような。
今日も上野で地上に出た途端に雨。予報、そんなに悪かったっけ?
まあイイですけど。
 
そんな本日は、恐らく今年最後のライヴ参戦。その名も「BEING LEGEND」。
出演者はFIELD OF VIEWB.B.クィーンズDEENT-BOLAN
な、なんだこのストライク過ぎる顔ぶれは。行くしか無いでしょ、そりゃ。
 
というわけで大宮まで馳せ参じたわけですが、いや凄かった。
左隣の同行者は初っ端でうるっと来たそうですし、右隣の女性はハンカチ握りっぱなし。
そりゃそうだ、1曲目から「突然」だもん。しかもFOVのビジュアル、ほぼ現役当時のまま。
まさか今年、「DAN DAN 心魅かれてく」を2度聞けるとは思わなかったし、2度目が本人なんて夢想もしなかった。
絶頂期も年齢不詳だったけど20年経っても年齢不詳なBBクイーンズも、渋みを増したDEENも良かった。
 
そして、トリはT-BOLAN。(そもそも本企画自体が、T-BOLAN復活ライヴの様相が濃かった)
90年代当時の自分の音楽の好みは、かなりおとなしめだったんですよね。
B'zとWANDSならWANDSミスチルスピッツならスピッツの方が好きでした。
だからT-BOLANって、正直好きなバンドではなかったんだけど。
 
発声障害を乗り越えたヴォーカルの森本さんの、爆発的な表現力。
構想3年、オリジナルメンバーでの結集を成し遂げた高揚感。
 
「色んな事があったけど、No rain, no rainbowだから」
 
うん、カッコいいや。何か悔しいくらいに格好良い。
 
90年代の空気が呼び起こされて懐かしいと同時に、何か新しい感触も得た、そんなライヴでした。
これ、毎年やると食傷しちゃうだろうけど、定期的に企画して欲しいなあ。
次は是非WANDSを。MANISH小松未歩さんも来ないかなあ…