世の中は甘かったり世知辛かったり

久しぶりにお昼どきに成田に居たので、駅前の中華料理店へ。
 
…2ヶ月前に閉店していた事が判明。確かにいつも空いていたからなあ。
 
このお店で思い出すのは震災直後に行った時の事。
停電で電車まで止まっていたので、2011年3月14日だったと記憶しています。
 
原発がいつまた爆発するか、日本はいつ終わってしまうのか、気が気でなかったあの日。
(今も日本は密かに終わりつつあるのかもしれませんが。)
余震か怖くてガス栓もひねれず、コンビニの棚はスッカスカ。
ロクな物も口にできないなかで(と言い切るのは被災者に対し甚だ失礼ですが)、たどり着いたこのお店。
いつも通りのメニュー、当たり前のような顔をして出された青椒肉絲
何でもない日常の有り難さが、じんわり胸にしみてなんとも言えませんでした。
 
感傷に耽ったところで潰れちゃった現実はどうしようもないので、結局王将へ。
店内のBGMが「名もなき詩」で、「うわ懐かしすぎる」と思わず反応してしまったのですが、次が更に凄かった。
 
「TENCAを取ろう! 〜内田の野望〜」
 
あったなー、そんな曲…