革命かどうかはさておきLet’s shout
さてさて、今年もやって来ました夏の締め、Animelo Summer Liveことアニサマ。今年は3日目のみ参加です。
楽しみ方は色々だけど、シークレットゲストが誰なのか、という点も毎年の注目ポイント。
ところが、初日・2日目のセトリを見て愕然。あれ?シクレ居ないの?コラボもなんだか少ないよね?
どうやら今年は、ずいぶんシンプルな様子。
とは言え最終日は、妙に出演者が少ない。初日より4組も少ない。
…と言う事は、何かあるんだよね?と無駄な期待をしながらいざさいたまSAへ。
さて、トップバッターは誰だろう。LiSA辺りいかにもだよなあ…と思っているうちに暗転。
現れたのは水樹奈々と…西川貴教だとうっ!?
初っ端からコラボ、初っ端からシクレ。最終日、やってくれました。
いきなりの全力全開。2曲跳ねた後、早くもオッサン死にそうでした(苦笑)。
以下、順不同の箇条書き。
・会場が一番ヒートアップしたのはμ'sかな。去年も凄かったけどさらにパワーアップ。ゆかり王国と戦争できそうな勢い(笑)。
予備知識がほとんど無かったので、「Snow halation」のサイリウムには度肝を抜かれました。
・単独ライヴに行った事もCD買った事もないけれど、鈴木このみが素晴らしい。「AVENGE WORLD」、痺れた。
昨年はファンの素行があまりにも悪く論外でしたが、色眼鏡無しに聴いてみると圧巻でした。
・各アーティスト盛り上げ曲を詰め込んだ中で、アコースティックで勝負するいとうかなこの貫録。
それにしても、「Hacking to the Gate」のイントロが何かと似てるとココまで出かかっているんだが…ZARDだったかなあ。
・LiSA、1曲歌った後に舞台袖に引っこみ数分出てこず。「音も皆の声も全然聞こえなくってさ!」との事。
イヤモニが壊れたらしい。…ってその状況でまる1曲歌い切ったのか。凄い。
・アフィリア・サーガとふっかちゃんがコラボした意味がイマイチ分かりません(汗)。
・プリキュアが物凄い厚遇っぷり。さすがの知名度だけど、世代が違うといささか…。
直前にフルで歌った曲をメドレーにもう一度入れてくるのはちょっとどうかと思う。
・逆に割を食ったのは宮野さんと姫か。あと1曲ずつは欲しかったところ。
・しかし水樹奈々は別格扱い。コラボ含め実に6曲。
個人名義の新曲が無かった今年は選曲が例年以上に予想外でした。アニサマ初披露のアニタイをどうにか探してきた感。
でも今年は何をやっても許されるでしょう。10周年のアニサマの最古参ですから。
そんな訳で今年も大盛り上がり。
定番曲で発狂し、縁の無かった歌手にほれぼれし、充実のライヴでした。
ちなみに10年前、第1回の出演者はこんな感じだったとか。
JAM Project・水樹奈々・高橋直純・栗林みな実・米倉千尋・石田燿子・
can/goo・下川みくに・unicorn table・鈴木達央・近江知永・愛内里菜
皆勤賞は栗林さんただ1名、第1回と今年両方出ているのも他にJAMと水樹奈々だけです。
10年ひと昔とはよく言ったもの、アニソン界もずいぶん変わったものです。
(無論、アニサマ自体も変質しました。堀江由衣やT.M.Revolutionだって10年前既に第一線だったのですから。)
これからの10年でアニソンはどこへ行くのか、そして自分は10年後(と言うより2〜3年後ですら)ついていけるのか。
甚だ自信はないですが、まあトボトボと追いかけていくつもりではあるのです。消極的な決意だなー(笑)。