時はいつだって流れている。

また今年も震災忌が巡ってきました。


毎日勤務時刻が変わる今の仕事ですが、今日の出勤はあの日とほぼ同じ時刻、同じ場所。
最近やっと耐震補強(と言うか完全に建て替えだ。ビフォーアフター並に原型留めてない)を始めた職場は、それはもう激しく揺れました。
でもそんな事は、東北に比べればなんてことはなかったのですよね、結果的に。


せめてあの日と同じ場所で、静かに冥福を…と思いつつ最寄り駅へ。


「人身事故の為運転を見合わせています」


おいおいおい!


間に合うかどうかアタフタしているうちに(間に合わなかった)、時間は過ぎてしまったのでした。
現実ってのはいつだって人の都合なんて気にやしません。


それにしても、よりにもよって今日飛び込むなんて、何を考えていたのやら。
震災からしばらく、どこの路線でも人身なんて起きなかったのですが。
これも一種の風化なのでしょうか。