普通に旅行しようと思ったら無理だった。

tkoM2008-11-03

(11/3執筆)
 
さて、新宮で朝を迎えて、どうやって横浜まで帰ろうか。
松阪回りで引き返すのは論外として、最有力は奈良交通のバスに乗る事。
大和八木まで所要6時間半、日本最長の一般路線バスとも言われる系統ですが、何たることか土砂災害により一部運休中。
ならば選択肢は和歌山経由しかないわけで、それならいっそ、今回はマトモに観光をする事に。
那智の滝でも見てから、紀伊勝浦13時17分発の「オーシャンアロー」で帰宅と決定。
 
…という心積もりでいたのですが、数日前からにわかにわかやま電鉄に乗りたくなって来ました。
和歌山で途中下車すると、最終「のぞみ」に間に合うかどうかが微妙に。
ならばエイヤと予定を切り詰めて、
 
7時過ぎチェックアウト→浮島の森に行ったら9時開園だったのでスルー→速玉大社へ行こうとして、見事に道に迷う
→およそ数キロ歩いてようやく大社→急ぎ足で駅に向かい、8時34分発の特急「スーパーくろしお」で勝浦へ→
駅前に停車していたバスに飛び乗って9時20分那智山着→那智大社那智の滝を大急ぎで巡り、10時11分滝前発。
 
と頑張ってみました。なんでこんなに汗だくなんだ。
所詮僕の観光なんて、こんなもんです。那智山50分って普通に無理だ。(どんなに急いでも2時間は欲しかった)
 
そんな訳で10時49分紀伊勝浦発、特急とは思えぬのんびりぶりで和歌山13時46分着。
ともあれ当初予定に対し、2時間前倒しに成功しました。
和歌山と来れば、ほぼ反射的に井出商店。ところがどっこい、連休の今日は過去最高(と言っても3度目)の行列。
2時間の貯金のうち、1時間半をラーメン1杯に費やす結果となりました。
 
で、わかやま電鉄貴志川線。存分に乗り降りしてきました。
とにかく観光客が多かったです。
いちご電車おもちゃ電車は言うに及ばず、普通の電車でも大半の乗客が一日乗車券を握り締めていました。
さしたる観光地も無いローカル線にここまでお客さんを引き込んだ、その努力や全くもって天晴れです。
 
とっぷり日が暮れた頃、紀州路快速で大阪へ。もちろん最後は中之島線乗車、完乗タイトルを奪還してきました。
京阪3000系、あんなに暗い色調だとは思わなかった(褒め言葉)。
 
20時のN700系に乗り23時過ぎに帰宅。新幹線、便利すぎる。
帰りがけに相鉄横浜駅で2F通路切り替え告知を眺めて愕然。
いやいや、その大きさは無理だって、入らないって。
つーかいい加減なんとかならんのか、この駅。怪我人出るぞ。