アーティストです！

…というご本人の発言が全てだったと思います。
当の馬鹿3人は気づかなかったようですが、他の方には真意が通じたものと。
　
今年の締めくくり、岡本真夜のライヴに行ってきました。
座席はなんと10代前半列。真夜さんが目の前同然でした。
最新アルバムと初期のシングルが主体と言う、嬉しい構成。
さすがのX'masアカペラバージョン。
妙に上手い、ギターの人のコーラス（というかサブボーカル）。
そしてもう、魅惑と言うほか無い美声。
　
ええ、普通に非の打ち所の無いライヴでしたよ。
ステージは。
　
客席が酷かった。
　
開演前から甲高い声で喋る女2人＋男1人（2人？）がいて、嫌な予感はしていたのですが。
とにかくMCのたびに奇声を発し続けてました。
話を遮るな！間奏で叫ぶな！アカペラで手拍子打つんじゃねえ！
岡本真夜や平原綾香と言った"聴かせる"タイプのライヴは、1人でも駄目な客がいるともう台無しなのですよね。
今回、見事にはまっちゃった感があります。
　
最初は「嬉しいですー」と律儀に返していた真夜さんも、段々尋常ならざる雰囲気に気づいたのか、
「今日はアイドルみたいですねえ」
客：「アイドルだよっっ！」
「アーティストです！」
客：「アーティストォォォーっ！」
　
…お前ら、今皮肉言われた事に気づいて無いやろ。
　
もうですね、途中から僕は「ああ、お花畑が咲いている人たちが来てるんだなあ」と割り切ろうと努めました。
て言うか、奴らがノーマルだったら、5発くらい本気で殴らないと気が済まないです。
不適切な物言いですが、勘弁してください。
何せ「騒音源」の2列前に座っていたのです。どうか察して頂きたい。
　
本当に、ステージ自体は素晴らしかったんですよ。
こんな事を書かねばならないのが、悔しくて仕方が無いです。