”なつかしいね”とつぶやく君の声が震えてる

寒いですねえ。
こんな寒い日に園遊会なんて、招くほうも招かれるほうも激務だよなあ。
…という前置きはさておき。
　
山崎直子さん　聖子さんの歌でお目覚め　夫が選曲（毎日新聞）
　
先日「ハトと少年」が使われた時にも渋いなあと唸ったのですが、今度は松田聖子。
いやぁ、素晴らしい選曲センスです。
　
…と、これも前置きですね（汗）。
　
さて、中国は青海省で大地震。
3年前、成都にも立ち寄ったチベット旅行の直後に四川大地震が発生して衝撃を受けたのですが、今度は青海ですか…
一日も早い復興を願って止みません。
　
…としおらしくしていたのに、やってくれましたよこの国は。
はい、本題。
　
上海万博の公式テーマソングに盗作疑惑！これって岡本真夜の歌じゃない？（サーチナ）
　
どこまでが偶然の類似で、どこからがパクリかって、線引きが難しいですよね。
歌詞の1フレーズだけとか、イントロだけ似てる、なんてザラにある話題だし。
岡本真夜なんて90年代J-POPの王道中の王道だから、類似曲だってオマージュだって山ほどあるでしょう。
まあ曲を聴いてみない事には何とも…という訳で聴いてみましたよちゃんと。
　
上海万博PRソング『２０１０は、待っている』（中国２０１０年上海万博公式サイト）
（岡本真夜「そのままの君でいて」は適当に探して頂きたい）
　
はい、パクリです。どっからどーみてもパクリです。
頭サビからAメロBメロ、ほぼ完全に一緒じゃん。カバー曲だよ、これ（汗）。
中国の著作権意識の薄さは今更書くまでもありませんけど、あんまりです。
世界に国の威容を発信する上海万博のテーマ曲が、こんな有様でいいのでしょうか。
まさか、「TOMORROW以外はマイナーだからバレないだろ」とでも思っていたんじゃないでしょうね。
　
笑うやら呆れるやら怒るやらなのですが、この騒動の一つの利点を挙げるとすれば、久々に岡本真夜を聴いた事。
何せ90年代における僕の好みは、1にZARDで次点が真夜さん、猛追するのが浜崎あゆみとELTでしたからねえ。
検索して久々にTV映像も見ましたけど、いやぁ懐かしい。
しっとりとファンを魅了し続けてきた彼女のキャリアの中で、この曲の頃は妙に可愛らしかったですよね。
曲も「TOMORROW」の正統進化といった感があって、大好きでした。
まあ、励ましソングの枠組みに全く収まらない奔放さこそが彼女の面白味ではありますが。
　
ちなみに（こんなの書いても仕方が無いのだが）、99年頃に自作したマイベスト盤の顔ぶれ。
　1. そのままの君でいて
　2. DREAM
　3. サヨナラ
　4. BLUE STAR
　5. 十七歳の天使
　6. これからだよ
　7. Smile
　8. 想い出にできなくて
　9. FOREVER
10. 銀色の週末
11. Everlasting
12. Alone
13. この星空の彼方
14. TOMORROW
15. ANNIVERSARY（from Crystal Scenery）
16. 魔法のリングにkissをして
うん、今見返してもこのオーダーは完璧ですね。特に12から後は動かせない。
ZARDなんか何度ベスト盤自作しても、納得がいかなかったものですが。
真夜さんは1曲ごとのカラーがハッキリしているから、流れを作りやすいのかもしれません（思い込み）。
　
久々にオフィシャルサイトをのぞいたら、デビュー15周年とのこと。
あれ、もう四半世紀は活躍している風格が…（笑）
例によってファンクラブは入っていないので、華々しく（いや、ひっそりとでイイ）ツアーやってくれませんかねえ。