こども手当ては貰えなくてもこどもの日はやって来る

世間に遅れる事数日、やっと回ってきた休み。
これ以上ない晴天。そして明日は曇天。
 
今日出かけずにいつ出かける、という訳でカメラ片手に外出。
今年は桜を撮り損ねてしまったので、せめて季節感のある写真を、と大佐倉へ。
秘境駅とさえ称されるこの駅、本日の降車は2名、乗車はゼロでした。
線路沿いに坂を下って目的地に到達。
 

 
通りがかるたびに見惚れていた大きな鯉のぼり。
小学生当時団地住まいだった当方としては、羨ましい限りです。
田んぼに水が入り、まさに典型的かつ正しい初夏の風景。
ちょっと立ち寄るだけのつもりだったのに、2時間近く滞留してしまいました。
 
そのまま酒々井まであぜ道を歩いて、駅から程近いラーメン店で昼食。
汗だくになった事を後悔しない美味しさでした。
すぐやって来た特急に飛び乗り、そのまま成田へ。
 
で、ここからどうしましょうか。
いっそ銚子電鉄、というのも面白そうですが、わざわざ激混みのGWに行かなくても。
鹿島線も悪くないけど、地味かなあ…
と逡巡した挙句、某ショッピングモール行のバスに乗車。
試運転ダイヤは承知してませんが、成田スカイアクセスでも見に行ってみようかと。
店内を突っ切って、裏手の立体駐車場へ。
うーん、確かに屋上から見えるけど、柵が高い…
1フロア下からなら撮れそうですが、駐車場内を望遠レンズ構えてうろつくなんて不審者丸出しなので結局自重。
あまりアテに出来ない撮影地だ、とわかっただけ上等でしょう。
 
それにしてもこのモール、隅から隅まで千客万来。親子連れだらけです。
こーいうのが地域経済をダメにしているんだよなあ…と思いつつもブクオフに寄った当方はダメ人間。
鉄子最終巻が見つかったのはでかかった。
 
撮り鉄的には消化不良なので、成田駅に戻って今度は湯川車庫行のバスに乗車。
すごいな成田、行けども行けども住宅街だ。正直、うすいから向こうは田舎だと侮ってたよ…
終点の湯川車庫(とは名ばかりの、ポールすらない路上)で降りると、奥まった一角に真新しい建物が。
これが7月開業の成田湯川駅。近年の新駅にありがちな派手さはなく、実に京成らしい質実剛健なデザイン。
すでに看板も取り付けられ準備万端でした。
駅前にはバス数台とプレハブが固まり、どうやらこの荒地が湯川車庫の模様。
殺風景にも程がある車庫ですが、駅に用地を譲って仮住まいしているのかもしれません。
裏手のJR成田線は今の所通過を決め込んでいますが、東松戸の前例もあり、さていつまでやせ我慢する事やら。
 
下総松崎駅まで歩き(あんなに遠いとは思わなかった)、我孫子から来たローカル電車(しかし10連)で成田へ。
接続良くエアポート成田が来てしまったので、そのままフラフラと空港へ。
結局工事現場を眺めるには、JRに乗るのが最適だったようです。
残念ながら試運転には出くわさず。後からAEがぶち抜いたりしたら格好良かったのですが。
 
成田空港駅では、JRホームから、スカイアクセス乗り場(閉鎖中)を遠望。
駅名標は橙色4ヶ国語の新バージョンに取り替えられていましたが、下の時刻表は現ダイヤのままですね、これ。
 

 
ちなみに、京成ホーム"上り方"先端にカバーのかかった停止位置目標(多分)があったのですが、ありゃ何でしょう。
奥のアクセス線ホームから出た電車が、京成ホームで一旦停止…なんてマヌケな光景が展開するのでしょうか。
同様の配線の京阪淀屋橋や阪急河原町でそんな事をやっているとは聞いた事がないのですが。