先島諸島・島つぶしの旅-1

さてさて、新婚旅行。
自分の勤め先の規定上、結婚休暇は挙式日から起算。でも年末だよ?混むし高いし…
 
というわけで当初は旅に出る気はなかったのですが、ちょこっと調べ始めてしまうと、やっぱり出かけたくなる。
この辺は業というか、持病というか(笑)。
 
さすがに「ななつ星」は無理として、でも豪勢に「カシオペア」とか。グランクラスもアリだなあ。
おっと、その気になれば海外の鉄道も…いやいややっぱり季節柄、基本は青春18きっぷでしょ。
などなど色々悩んだ結果、決まった行先は先島諸島八重山宮古)。
 
なぜ鉄2人が揃って離島へ?とも思いますが、ある意味一番の非日常。
とは言え、ツアー(添乗員なし)選定の基準が訪問できる島の数、という時点でやっぱり乗り鉄の地が出ます。
 
そんなわけで、羽田から石垣島へひとっ飛び…する便は間に合わなかったので、那覇乗り継ぎでお昼過ぎに石垣島着。
羽田は快晴だったのに…
 

雨です。降ったり止んだり。雨男の自分は、今年の晴れ運を結婚式で全て使い切りました。
 
タクシーの運転手さんは、寒い寒いと連発。でも気温は20℃弱。我々にとっては別天地です。
 
運転手さんがあっという間に発見、カンムリワシ特別天然記念物)。

 
このお天気でも、沖縄県初のミシュラン3つ星・川平湾は見事なブルーです。

 
グラスボートで湾内一周。

 
そして車は島の北西端御神崎(おがんざき)へ。しかし進むにつれ天候は悪化。雨は本降りから土砂降りへ。
吹きさらしの灯台下へ着く頃には、強風で車が揺すられる有様です。
とても外には出られない。それでは、と運転手さんはおもむろに三線を取り出します。
 
「でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た〜♪」
 
嵐だよ、今まさに嵐が来ちゃったよ!(笑)
 
当然?雨は一向に止まない。3曲ほど歌ったところで「じゃあ…」と運転手さん。
うん、この天気じゃ観光は無理だね。
 
「…行きましょうか」
 
はい?
 

傘、もちろん折れました。
 
市街に戻ると、路面はすっかり乾いている。同じ島なのに、随分違うものです。
鍾乳洞(これが侮りがたい大きさだった)に立ち寄ってから投宿。
 
さて夕食は…
 

牛!
 
この期に及んで貧乏性な我々は、最高ランクの「石垣牛」ではなく「島牛」を注文。が、
 
「んん〜」悶絶。
 
ちょっとお姉さんこのお肉凄いですよ。
ならば、と恐る恐る石垣牛追加。
 
「−!!」昇天。
 
いやはや石垣島恐るべし、です。
ちなみに、手持ちのガイドブックには載っていないお店。薦めてくれた運転手さんに感謝、感謝。
 
本格炭火焼肉 わたなべ ぐるなび